宇髙 通成(うだか みちしげ)
シテ方金剛流能楽師。1947年生。重要無形文化財総合指定保特者。
金剛宗家・二世金剛巌師に師事。これまでに「翁(おきな)」、「道成寺(どうじょうじ)」、「卒都婆小町(そとばこまち)」、「木賊(とくさ)」「鸚鵡小町(おうむこまち)」などを披く。1985年 国際能楽研究会(INI)創立。 1986年 日米文化交流の会・能楽公演団長。松山藩お抱え能役者の家系を継ぐものとして、1991年には初世宇髙六兵衛喜太夫追善能を開催し、1997年明治まで続いた松山稽古舞台を再興。
2001年より新作能に意欲的に取り組み、正岡子規没後百年記念『子規』、世界平和祈願『原子雲』、高知県立美術館開館10周年記念『龍馬』を初演。能楽師にて唯一人の能面作家として面乃会を主宰、自作の能面を自らの舞台において使用するという新境地を拓く。
2003年10月より能の大曲十番に挑む新たな試み「三輪清浄」を東京・国立能楽堂でスタート。2007年4月世界遺産・厳島神社・御神能にて『翁付・高砂』を宇髙家として260年振りに奉納上演する。
新作能『原子雲』は2003年の初演に続き、2004年・2005年に東京での再演を果たし、「藝術を通じて平和運動を行いたい」との意思を持ち海外公演へ意欲を見せる。2007年11月、文化庁国際文化交流事業に採択され、パリ日本文化会館、ドレスデン国立劇場、RBBベルリン放送会館にて、それぞれ「高砂」「葵上」「船弁慶」「祈り」(原子雲)を公演し、 また、五十点余の能面をパリとベルリンで展示した。
坂本龍馬の海援隊を指導した河田小龍の曾孫として、父、隨生の「幕末における研究」を受け継ぐ。
外国人を含む20名の師範を育成、その内九名が能楽協会員(プロ)として活躍するなど、指導体制が充実。
宇髙会会長、景雲会・面乃会主宰。 金剛会副理事長。日本能楽会会員。


宇髙通成は金剛流シテ方能楽師。1947年生。重要無形文化財総合指定保特者。